仕事内容は会社員と大差なし？フリーエンジニアの仕事内容

・エンジニアとしての仕事は同じ

会社員であろうが、フリーランスであろうが、エンジニアとしてやるべき仕事内容に違いはありません。プロジェクトマネージャなど、マネジメント系の仕事を与えれれることもありますし、顧客対応など、出向先のクライアントと話をすることだってあります。フリーランスの場合、どんな系統の仕事をするかは自分で決めることができます。案件単位でプロジェクトに関わる働き方もあれば、社内SEとして常駐するような働き方もあります。自分が得意な分野、自分のライフスタイルに合う案件をとることになるでしょう。ただ、フリーエンジニアになると、エンジニアとしての仕事以外の仕事もこなさなければなりません。例えば、請求書の発行であったり確定申告書類の作成、帳簿作成などの経理的な仕事や、仕事をとってくる営業的な仕事などです。

・会社員とフリーエンジニアの絶対的な違いは、収入・報酬

会社員の場合、仕事があってもなくても、暇でも忙しくても、給料として毎月一定の額が業務報酬として支払われます。忙しさによる変動は残業代で、担当案件がどんなに辛い案件でも基本給は変わりません。さらに会社の規定に沿った賞与をもらえる場合も多いでしょう。フリーエンジニアの報酬は案件単位で変わります。案件の内容によっては、高額になる場合もあります。報酬のいい案件を多くこなせば、こなした分だけ全て自分の収入となります。仕事をとれなければ収入はゼロになります。フリーエンジニアは収入を増やすのも減らすのも、全て自分の力次第です。会社員として働く中で「これだけ働いてもこの収入か」という不満を感じているのであれば、フリーになることでその不満は解消できることになります。ただし、フリーエンジニアは、その報酬の中から、経費はもちろん、社会保険や税金なども全てを捻出しなければなりません。売上金額がすべて手取りとして手元に残るわけではありませんので、注意が必要です。年間所得が増えれば、納める所得税の額も大きくなります。

・技術力に自信がなければ難しい。エンジニア以外のスキルも必要。

会社員であれば、多少技術力に自信がなくても、同僚や先輩が教えてくれたり、研修なども整備されていることが多いです。業務の中で壁にぶつかっても、組織として対応すれば良いので自分ひとりのスキル不足で案件が止まることはまずないでしょう。フリーエンジニアともなれば、そのようなフォローをしてくれる人はいなくなります。日々、自ら勉強し、スキルを磨き続けなければなりません。壁にぶつかっても自力で乗り越えるしかありません。フリーエンジニアは信用が全てです。一度でも、技術力がない・スキルが足りないと評価されしまえば、そのクライアントからは二度と仕事はもらえません。さらに、経理・税務など経営全般に関する知識も学ぶ必要があります。