フリーエンジニアになると、働き方の自由度が高まる一方で収入は不安定になります。継続して仕事を得ることができて、体調も安定しているときには収入面もさほど心配はいりません。しかし、常にその状態を保てる保障はなく、安定して仕事の依頼を受けていたクライアント自体が倒産する可能性や、自分自身の怪我や病気で長期の休みが必要になる可能性もあるのです。このように不安定なフリーエンジニアだからこそ、審査が必要なものに関しては優先的に準備をしておくことをおすすめします。代表的なもののひとつがクレジットカードや賃貸の契約で、これらは安定した収入があるかどうかも審査の条件に含まれます。会社員時代の強みは社会的信用であり、正社員で安定して働いているときにはクレジットカードや賃貸物件への入居の審査は難なく通ることがほとんどです。フリーランスになってから審査が必要なものの手続きをしようとすると、思うように審査が通らないケースも少なくありません。そのため、フリーエンジニアになる前にこれらの契約は済ませておくといいでしょう。
フリーエンジニアは、経理関係も自分で行う必要があります。経費に当てるものと私用の買い物などは、しっかり分けて勘定しなくてはいけません。そこで、仕事用の銀行口座を開設し、経費はすべてその口座で管理すると出納管理や確定申告などさまざまな経理処理がしやすくなります。独立後はすぐにフリーエンジニアとしての仕事を軌道に乗せるため、多忙を極めることが多いです。オンとオフのペースをなかなか掴めないという人もいます。そのため、仕事用の銀行口座開設はフリーになる前に済ませておくとスムーズです。
会社員エンジニアであれば、会社に出社して自分のデスクで仕事をし、備品も会社が用意したものを使用できます。しかし、フリーエンジニアは会社というものがなく、自分で仕事場を用意しなければいけません。仕事場も自由に選べることはフリーエンジニアの魅力ともいえますが、どこでも良いわけではありません。Wi-Fi環境や、仕事に支障の出ない程度に集中できる環境、パソコンやプリンターなど、作業スペースと備品の確保が重要です。フリーエンジニアの中には、自宅で作業スペースと居住スペースを区分けして仕事をしている人もいます。他に、コワーキングスペースを利用している人も多いです。移動距離なども考慮して、自分に合った作業スペースを選びましょう。また、パソコンのスペックは作業効率にも影響するため、初期投資と割り切って高性能なものを用意するのもおすすめです。
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エンジニアが会社員時代に準備しておきたいものとして、クレジットカードや賃貸契約といった審査が必要なものが挙げられます。社会的信用があり、審査に通りやすい強みを活かして早めに済ませておく方が得策です。ほかにも、仕事用の銀行口座や、作業スペースと備品などを準備しておくことで、スムーズにスタートを切れるでしょう。 フリーエンジニアになる前に準備しておきたいことの続きはこちら